7 「社会保険労務士試験の受験資格とは?」(社労士合格体験談)
そうです。社会保険労務士は誰でも受けられる試験ではありません。
ちょっと意外な気がしませんか?
社会保険労務士は、年金や社会保険に詳しい身近な法律家というイメージがありましたので、急に敷居が高く感じられるようになりました。
数多くある受験資格のうちの一つが、「学校教育法による大学において学士の学位を得るのに必要な一般教養科目の学習を終わった者又は同法による短期大学若しくは高等専門学校を卒業した者」とあります。
なんだか学校教育法とか学士だとか難しそうですね。
要するに大学で一般教養の学習を終わっている人は社会保険労務士試験に受けられますよということだと思います。
また、短期大学や高等専門学校を卒業した人も受けられますよ。
高等専門学校とは、5年生の学校で「○○高専」ってありますよね?そんな感じです。
では、大学生は在学中に受けられないのでしょうか?
受けられますよ。
単位を62単位以上とった人は受けることが可能のようです。
「なんだよ。高卒じゃ受けられないのかよ。俺はやる気はあるのにさ」というぼやきが聞こえてきそうです。
安心してください。ちゃんと受けられますよ。
こんな条件があるようです。
例えば、公務員のような仕事で3年以上行政事務をやった人などが受けられるようですよ。
公務員とは、市役所とかで働いている人です。
また、社会保険労務士事務所のような所で補助の事務を3年以上した人も受けられるようです。
いわゆる「事務員さん」という人でしょうか。
これ以外でも、社会保険労務士試験の受験資格はかなりあります。
それならば、誰でも受験を認めてもよさそうだと思っているのは私だけでしょうか?
ちなみに私は、がんばって(?)大学を卒業していたので、ひとまず受験資格があることで安心しました。
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