39 「実力テスト、答練について」(社労士合格体験談)
TACは、「アウトプット」の環境も充実していました。
「基本テキスト」を読みこんで知識を詰め込むことが「インプット」ならば、問題演習は「アウトプット」です。
講義の2.3科目が終わるごとに行われる「実力テスト」、本試験の直前期に行われる「実力完成答練」、「総合答練」とありました。
答練とは、答案練習のことですね。
「実力テスト?答練?そういうの、苦手なんだよな」と思う人も多いことでしょう。
私も、中学、高校時代は「実力テスト」と聞くとびくびくしていました。
その実力テストですが、TACでは成績上位者というのが毎回発表されました。
おそらく受講しているクラスごとなのでしょう。
私が受講していた「通信講座」でも成績上位者の名前がプリントされて送られてきました。
私はその4回行われる「実力テスト」で毎回成績上位者になることを目標にがんばりました。
実際に4回中、3回が成績上位者として私の名前が載っていました。
残りの一回もおしいところまではいっていました。これはうれしいことです。
独りで勉強する「通信講座」は、勉強仲間やライバルが身近にいる「通学」とはやや違います。
この「実力テスト」で毎回結果を出すということが、私のモチベーションの維持につながりました。
「答練」も同じことです。
3回目の受験は、「結果を出す」ということを強く意識して勉強していました。
「答練とか模試とかいっても、本番で得点を取れば同じでしょ?」という人もいることでしょう。
そうですね、確かに本試験で結果を出せば合格できます。
私が高校時代に、毎回模試で好成績の友人がいました。
その友人は、本番の入試でも結果を出して、受験した大学にすべて合格してその中でも一番レベルの高い大学に進学しました。
本試験では、まぐれはおきません。
日頃から「結果」を出している人が合格するのではないでしょうか。
もちろん、「実力テスト」や「答練」はすぐれた予想問題集でもあるので繰り返し解きました。
(前の記事)38 「車の中での勉強方法」
(次の記事)40 「社会人のための残業をしない方法」
TACとフォーサイトの通信講座
大体の費用感としましてはTACの社労士の通信講座が30万円前後で、フォーサイトの通信講座が10万円前後になっています。金額では測れない細かい部分のサポートなどの違いがありますので各社公式サイトによってあなたの目でご確認されることがおすすめです。