22 「受験の申し込み」(社労士合格体験談)
4月は異動の季節です。
私の職場でも新入社員が入ってきて、歓送迎会や花見など、とてもバタバタしていました。
同僚たちが、「新入社員の○ちゃんはかわいい」などと浮かれている頃、私は密かに社会保険労務士試験の受験の申し込みの準備をしていました。
同僚には、社会保険労務士試験を受けることを内緒にしていました。
なんとなく勉強していることを話すのが恥ずかしい気がしたからです。
社会人になってからの「受験」は新鮮な感覚です。
受験の申し込みは実に大学入試以来でした。
みなさんも大学入試で「願書」とか書きませんでしたか?
証明写真を準備し、大学の卒業証書のコピーをとりました。
卒業証書は受験資格の確認のために必要なようでした。
次に試験会場選びです。
全国でポイントとなる都道府県に試験会場があるようで、ほとんどの会場は大学のキャンパスです。
でも、全国のすべての都道府県に試験会場があるわけではないようでした。
ちなみに私の住む県には会場はありませんでした。
「なんでうちの県には会場がないの?」と少し悲しくなります。
どうせなら各県に最低一つは試験会場が欲しいですね。
みなさんもそう思いませんか?
「しょうがない、アウェーか」などぶつぶつ言いながら隣の県にある大学を試験会場に選びました。
その後、郵便局で受験手数料の9000円を支払い、何度も中身を確認して封をしました。
後日、「試験センター」なるところから受験票が郵送されてきました。
案内には、「飲料水の持ち込みはペットボトルのみ可とする」とか、「試験中の飲水時間には制限がある」などという厳しい(?)ことが書かれていました。
この時私は、まだ本試験の本当の過酷さを理解してはいませんでした。
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