10 「社会保険労務士試験の試験科目」(社労士合格体験談)
社会保険労務士試験は、10科目から問題が作られています。
私は高校時代、私立文系コースだったので、大学入試では3科目しか受験しませんでした。
国語、英語、日本史です。
それが、いきなり10科目ですよ。「10科目っていっても、どうせ1科目あたりのボリュームはそんなでもないのでしょ?」と考えていました。
いやいや、結構ボリュームがあります。
では10科目とは?
労働関係科目として、「労働基準法」、「労働安全衛生法」、「労働者災害補償保険法」、「雇用保険法」、「労働保険料徴収法」、「労務管理その他の労働に関する一般常識」があります。
「労働基準法」はよく新聞などでも目にすることがありますね。
民間企業で働いている人には案外身近な法律かもしれません。
でも、「労働安全衛生法」とか「労働者災害補償保険法」は、あまり耳にしたことはないのかもしれません。
また、社会保険関係科目として、「健康保険法」、「厚生年金法」、「国民年金法」、「社会保険に関する一般常識」があります。
これらは、私たちの生活には身近な法律です。
健康保険は、病院にかかる時に誰でも保険証は使いますし、子供を出産した時にお金がもらえるのもこれです。
国民年金や厚生年金もよく耳にします。
「年金なんて、まだまだもらうのは先だ」と思うかもしれませんが、若くても年金は納めていますよね?
国民年金は20歳から加入します。
えっ?国民年金をおさめていない?すぐにきちんと払いましょう。
少し話がそれてしまいましたが、この10科目から「選択式」と「択一式」の問題は作られています。
では、それぞれの科目を少し細かくみてみましょう。
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