4.仕事をしながら受験をする難しさ(社会福祉士合格体験談)
4.仕事をしながら受験をする難しさ
社会福祉士試験の最も難しい点は、試験範囲が膨大という点にあります。
私が受験した当時で13科目にわたり試験が行われていました。
現在はより細分化されていると聞きます。
真面目にコツコツと勉強を重ねるだけでは、全ての試験範囲に目を通すだけで時間が経過をしてしまいます。
さらに、テキストには掲載されていない改正された法律の内容なども出題されます。
真面目にがんばっているだけでは社会福祉士試験に合格することは難しいかもしれません。
私の場合は、試験範囲が膨大という問題に加えて時間がないという問題にも悩まされていました。
というのも、仕事をしながら受験をしていたからです。
やや遠方まで通勤をしていた私は、毎朝7時に家を出て、夜の9時ごろに帰宅をするという生活を送っていました。
ウィークデーは夜9時に帰宅をして食事を済ませ風呂に入るともう11時です。
翌朝も6時ごろに起床することを考えると、勉強に当てられる時間がほとんどないことが分かります。
もし、12時に就寝をするならば毎日1時間、午前1時に就寝をするならば毎日2時間の時間があるだけです。
試験日まで10ヶ月ということを考えるとかなりタイトなスケジュールでしたが、こればかりは私にも変えることが出来ません。
毎日1時間から2時間程度の勉強で、試験範囲を網羅して合格レベルまで学力を上げることが私の目標となりました。
この目標を達成するためにどのように勉強をすれば良いか、勉強方法を模索するのに2週間を費やしました。
焦って闇雲に勉強をしていたら、時間だけが経過していたように思います。
最初に合格までのプランを描いた点が試験に成功したポイントだったように思います。
資格試験を受験する方は、合格までのプランを描きどこに問題があり、どのように改善するかを最初に考えることをお勧めします。
そうすることで無駄なく勉強が進められるはずです。
(前の記事)3.最初にぶつかった試験の壁
(次の記事)5.膨大な試験範囲に対応するために