社会保険労務士資格取得と将来性

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TACで社労士合格した方の勉強日記

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社会保険労務士

社労士の通信講座を継続できるかどうかの観点から選択する

社会保険労務士の試験科目は労働法や保険法、年金法などの法律関係がそのほとんどのボリュームを占めます。

つまり、法律科目を制するものが合格に近づくための第一歩となるのです。早い人でも1年ほど学習時間は掛かります。

しっかりとお金を掛けて最新の試験の情報を買うという意識で、専門学校の講座を受講することが望ましい試験です。

あなたの貴重な1年間はお金には代えられません。試験勉強を始める前に、1年間しっかりと試験勉強が出来る環境を整え、学習時間が確保できるようご家族の協力を得ることが第一歩になります。

いざ社労士の学習を始めようとすると、通信の場合どの学校の教材・カリキュラム・サポートを受けて学習するかを決めることになります。

講座価格だけで選んでしまうと、結局もう1年別の学校で授業を受け直すことにもなりかねないので、信頼できる実績のある学校を、サポートの手厚さから選択することが重要になります。

ここからどの通信講座の選択が良いのかを考えてまいります。

通信で黙々と学習するよりも近くの教室の自習室を利用したい、Web掲示板で同じ学習仲間を作って励まし合いたい、先生のサポートも電話やメールで随時受けたい、そういった方はTACがおすすめです。

お近くにTACの自習室があれば、自習室は無料開放されていますので緊張感を肌で感じるという意味でもメリットは大きいです。

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大原は会計系が得意な専門学校です。法律系講座も多く開講されています。やや通信講座においてはサポートが少ない感じを受けますので、通信の場合は大原のサイトでカリキュラムやテキストや講義ビデオを見て、あなたの肌に合うかどうかを検討してからになるのではないでしょうか。

社会保険労務士の受験者が急増中

社会保険労務士という資格をご存知でしょうか。例えば、給料が支払われない、年金受給額が少なすぎるなど、さまざまなトラブルが裁判に発展する前に法律で解決をサポートする資格です。

また、行政手続き代行や就業規則の変更相談も社会保険労務士の仕事。現在、全国で3万5,000人あまりが登録しているそうです。

しかも、社会的にニーズが高まっているのに加えて、最近の雇用不安による資格取得ブームによって受験者が増加していると「SankeiBiz」が伝えています。

会社員が日中、働きながら受験勉強にそなえ、そして合格を目指すのはそう簡単ではありません。記事によると、「勉強開始から合格まで1~3年程度」掛かるようです。

ただ最近、インターネットの普及によって、自宅でリーズナブルに好きな時間に勉強できるようになったのも受験者数の増加を後押ししているようです。

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たとえ正社員でも、会社がいつまでも雇用してくれるとは限らない時代。自分の身は自分で守ろうと、社会保険労務士というスペシャリストを目指すのと同時に、いざ会社と雇用で問題が起きた時にも役立ちそうなこの資格、まさに一石二鳥と合格を目指す会社員が増えているのかもしれません。

社労士の評価

社会保険労務士

社会保険労務士は、人気も高く合格率が10%を下回る難関国家試験です。

社会保険労務士試験は独学での合格は困難だと言われていますので、専門学校などを利用して効率的に学習することが有効です。

通学となると金額的にも負担は大きいですが、試験に関する情報が集まっている専門学校で集中的にポイントとなる箇所を勉強できるメリットは計り知れません。

社会保険労務士の主な業務内容は、健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険等の書類作成や社会保険事務所などへ提出する各種保険書類の手続きなどがあります。

また、賃金・雇用関連など、人事・労務管理に関する幅広い知識を活かした業務が柱となります。

一般企業では総務部での仕事がそのほとんどを占めると考えれば、わかりやすいのではないのでしょうか。

ただ、「総務=何でも屋(雑用係)」というのはひと昔前の話です。

問題となっているブラックと呼ばれる企業の存在や、増加の一途と辿るリストラ、賃金カット、パート・派遣社員の雇用の増加など、多様化する会社の労働環境の問題解決を始め、その活躍の場は多岐にわたっており、今後ますます広がりそうです。

社労士も独立して働ける資格と言われていますが、独立開業に関しては、試験に合格して開業すればすぐに収入に結びつくというのはなかなか難しいようです。

単なる業務代行や書類作成といった役割にとどまらず、企業の労働環境の問題解決を提案できるようなコンサルタントとしてのカラーを強調できれば道が開けるかもしれません。

また、独立開業には人付き合いが得意であったり、税理士などの有資格者などとの人脈を広げることが顧問企業を獲得することに繋がるポイントになります。

相互に顧客を紹介し合うような関係作りが重要です。

社会保険労務士の試験で勉強する「労働基準法」を始めとする社会保険実務の学習は、必要としている企業が多く(国民であればほぼ全ての方が関係する仕事になります)、その知識は必ず役に立つものです。

近年、雇用形態は正社員だけでなく、派遣社員・臨時社員・アルバイト・パートなど、複雑多様化して来ています。

就職に関しても入社3年以内に転職する新卒者が3割を超え、5割近くになるなど終身雇用制度はすでに崩壊している状態です。

独立してSOHOとしての働き方を選んだり起業したりする方も増えてきています。また、団塊世代の大量退職も既に始まっています。

そういった流動的・多様性のある働き方の中で社会保険制度が大きく変わってくることも充分考えられます。

社会保険労務士の将来性という意味では、こういった社会情勢の不安定要素も多分に含まれていることで、逆に期待できるものであると言うことも出来ます。

社会保険労務士の資格取得後も、法改正などありますので、社会にしっかりとアンテナを張りたいものです。

海外からの労働者の流入がますます盛んになってきていますので、海外労働者の人材サポートなどに関する仕事は今後ますます増えてくると予想しています。

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