中小企業診断士資格取得と将来性
通信ならLEC、通学ならTACがおすすめ
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中小企業診断士の学習が初めてで2次試験まで一気に合格したい方、簿記の学習経験のない方、早めに学習を開始して少しでもカリキュラムを先に進めていきたい方にはおすすめのコースです。 |
法律系重視か会計系重視かで中小企業診断士講座を選ぶ
TACはもともと会計系に強い学校です。そのため、財務・会計も合格のための大きなポイントとなる中小企業診断士試験においてはしっかりとこなしておきたいポイントです。
特に財務・会計は苦手とする方が多いため、数字の取り扱いの部分に強い診断士を目指すなら、会計系に強みのあるTACの受講でしょう。
Webや電話サポートだけでなく、自習室の無料開放やスクーリングなども充実していて、その分価格は高めですが、しっかりと腰を据えて学習に取り組める環境にある方はTACを選べば後はカリキュラムの流れに乗っていけば合格レベルに達します。
コンサルタントってどんな人がなれるの?
中小企業診断士の試験を受験しようか迷っている方でしたら既にご存知だと思いますが、コンサルタントというのは明確な資格が無い職種です。
つまり、国家資格を取らなくても、「◯◯コンサルタント」というのは実は誰でも名乗れるものなのです。だからと言って、適当に自分で名乗ったとしてもお客さんは付きませんし、何より食べていけません。
普通に会社員をしている方で例えば経理マンで財務畑の経験が長い方でしたら、「中小企業専門銀行との交渉コンサルタント」なんて肩書も出来るかもしれません。
もしくは、アパレルショップでの販売経験の長い人であれば、「洋服のコーディネートコンサルタント」で仕事があるかも知れません。
いずれにせよ、何らかの職業経験を積んで、その分野のスペシャリストになると、コンサルタントというのは誰もができる可能性を持った職業ということになります。
知識や理論の裏付けとして中小企業診断士の資格はあれば望ましいということです。信用力が違ってきます。
ただどの職業にも言えることですが、独立を目指す人にとって一番大変なことは受注の確保です。要は営業力です。
ホームページを作ってWeb上に置いておけば勝手に受注が入る時代はとっくに過去のものです。Webサイトを作っても、星の数ほどあるサイトの中から、自社を見つけてもらう営業がさらに必要になります。
一番はやはり友人や前職の知り合いなどからお客様を紹介してもらい、そこから少しずつクライアント数を広げていくという正攻法です。
独立後、一気にブレイクするためにも、リアルでつながりを持った仲間の存在というのは欠かすことは出来ません。
個人でコツコツ営業していくのは限界があるので、上手く仲間と協力し合いながらお客様を紹介しあうような、そんな友達をたくさん作っておくことが独立後にスムーズに仕事を確保するポイントになります。
上記で書いたことは、企業内の中小企業診断士には当てはまらないと思いますが、コンサルタントとして独立を目指すための資格取得を考える方にはぜひとも頭の片隅にでもおいて頂ければ幸いです。
国家資格「中小企業診断士」を目指す
日本の社会は、ほんの一握りの大企業と、数多の中小企業によって支えられています。その中小企業をサポートする資格が「中小企業診断士」の国家資格です。
中小企業診断士は、さまざまな経営問題を抱える中小企業に対して診断、アドバイスを行うスペシャリストです。資格の認定を行うのは経済産業省で、一定のレベル、能力を持った人を中小企業診断士として同省が登録するのが中小企業診断士制度です。
中小企業診断士の主な業務は、現状分析を踏まえながら、企業の成長戦略をアドバイスすることです。
中小企業の経営は、景気に左右されやすいので、適切な診断と助言が必要です。また、企業と行政、企業と金融機関等のパイプ役を担うなど、幅広い分野で頼りにされます。
その中小企業診断士のなり方ですが、中小企業診断協会が実施する第1次試験に合格することが必須です。
第1次試験を合格すると、実務補習を修了後、診断実務を行うか、中小企業基盤整備機構または登録養成機構が実施する養成課程を修了することが義務付けられています。筆記及び口述試験があります。
コンサルティングの資格というのは特に公的な資格などはありませんので、いわゆる「経営コンサルティング業務」というのは別に中小企業診断士資格を持っていなくても行うことが出来ます。
もちろん、経営に関するもの以外でもウェブコンサルティングや、販売コンサルティング、店舗コンサルティングなども資格を持っていない人が名乗ることも出来ますし、実際の業務を行うことも出来ます。
しかし、コンサルティングを行う以上実務的な能力を求められるのはもちろんですが、ある程度経営に関しての知識を理論面から習得しておくと実務と理論の両輪が相乗効果をもたらすことは間違いありません。
この中小企業診断士の資格に関しても、かなりの勉強量を必要とする試験であり、実務としてコンサルティングを行える実力をまず理論面から付けようとすれば、この勉強量に見合うほどの知識が最低限必要であるということを示していると考えられます。
中小企業診断士の試験に関して言うと、企業経営理論なら経営学試験、財務会計は簿記2級、経営情報なら情報処理技術者試験のソフトウェア開発試験、運営管理は販売士2級、経営法務ならビジネス実務法務検定試験のように、似たような試験が他に実施されています。
しかし、これらの資格を先に持っていると有利に勉強を始められるという利点はありますが、完全に試験範囲をカバーできるものではありませんし、例えば簿記2級を持っていても、中小企業診断士試験用に勉強を一からしていったほうが良いでしょう。
試験のための学習は経営に直結する内容が多く、資格を活かすというよりも、ご自身のビジネスでの活用やキャリアアップのために合格のための勉強を行うという社会人の方が多くなっています。
そのような方は、Webの格安もしくは無料講座を受講したり、市販の参考書や問題集のみで学習を行ったりと、とにかく多くの方が様々な目的を持って資格の学習を利用しているのが中小企業診断士の学習といえるのではないでしょうか?
学習内容が経営に直結しているので、ビジネスに興味のある方なら全ての方が面白く勉強できる国家資格であるというのも合格を目指す方以外も学習を行っている理由かもしれません。
MBAなどの認知度の向上も中小企業診断士の資格を目指す人が多くなっている理由かもしれません。
短期合格を目指す方は、TACなどの専門学校を利用するのが賢明です。ボリュームもあり、難易度が高い試験です。
中小企業診断士合格者の就職先は様々です。
経営コンサルタント会社に就職する方が一番多いと思いますが、社会人で取得する方も多いので、一概には言えません。
経営コンサルティング会社以外の企業でもその能力を生かすことはもちろん可能です。
年収も資格保持者の方が無資格の方よりも高くなる傾向があります。
もちろん独立して個人でコンサルタントとして開業するという道もあります。
資格の活かし方としては、専門分野を組み合わせて、自分の強みを一つ持っておくと良いでしょう。強みがなければ一番自分が特化できそうな分野に集中してその専門性をアピールするようにしましょう。
例えば前述した店舗コンサルティングにしても、コンビニの棚陳列というニッチな分野において他を寄せ付けないほどの実績を持っていれば、それだけでコンサルティングをして欲しいというお客様が集まってくるはずです。
しかし、独立開業の場合は、当初の実績作りが大変になってきますので、試験合格後も地道に努力し続けることが必要です。
資格を取得したからといってすぐに収入に結びつきません。
お客様には通常の中小企業診断士業務だけでなく、プラスアルファの仕事を提供できるように努力し続けていればいずれ認められるようになります。
独立開業は社内中小企業診断士などである程度経験を積んで、顧客確保の目処がついてからが望ましいですが、20代や30代前半くらいまでの方であれば思い切って独立の道に飛び込んでみるのもありでしょう。
いずれにせよ中小企業診断士は独占業務がありませんので、他資格保持者との競合は避けられませんし、仕事になることは何でもやるというくらいの姿勢が必要になると思います。
通信ならLEC、通学ならTACがおすすめ
LECの1次2次プレミアム合格コースなら、試験対策に特化した効率的な教材と段階的なカリキュラム、1次2次融合学習であなたを試験合格まで導きます。 早めのスタートで、大幅割引・特典がうけられるビッグチャンス! |
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中小企業診断士の学習が初めてで2次試験まで一気に合格したい方、簿記の学習経験のない方、早めに学習を開始して少しでもカリキュラムを先に進めていきたい方にはおすすめのコースです。 |
中小企業診断士合格体験談
回答者のデータ
合格した資格名:中小企業診断士
年齢:(30代会社員)
性別:男性
利用した講座:TAC
資格取得に要した期間:500時間以上
Q1 この資格を何で知りましたか?
本屋で立ち読みをした資格ガイド。
Q2 この資格を取ろうと思ったきっかけは?
キャリアアップ/自己研鑽と、勤める企業が傾いた時の保険。
Q3 この資格取得のため、どのような勉強をされましたか?
テキストや問題集を使った学習を実施。
1日/週の資格学校での学習と、主に通勤時間を使った毎日の自習で進めていった。
試験が近づくとできるだけ多くの模擬試験を受けて本試験の最終対策を行なった。
Q4 この資格の学習期間(時間)はどれくらいですか?
ちょうど1年間。約1500時間。
Q5 モチベーションの維持のためにどのようなことをされましたか?
合格までの学習計画をたてて、進捗を確認しながら進めた。
途中からは「これだけ努力している事が結果として出ないのは悔しいから、最終的には合格したい」と、後半は「もしもう一年間勉強する事になると家族に迷惑をかけるから、絶対に1年で受かる」という気持ちが、強いモチベーションに繋がった。
Q6 会社での待遇やキャリアアップにつながりましたか?
一時金として資格取得報奨金が5万円出た。その他は特になし。
Q7 現在、実際にこの資格を活用できていますか?
有資格者の集まる研究会に参加して更に自己研鑽をしている。
Q8 これからこの資格を目指される方にアドバイスをお願いします。
企業に勤める会社員から経営者や個人事業主までが、持つと役立つ知識を広く得る事ができ、資格の勉強自体が役に立つと思います。