9.実践の必要性(心理カウンセラー合格体験談)
学習を進めていて思うのが、やはり頭では理解していてもいざ実践となった時にスムーズに対応出来るのだろうか?という事です。
教科書上での学習と実践学習とでは天と地の差があるのではないでしょうか?
「百聞は一見に如かず」という事です。
過去の資格取得者の方のアンケートの中に「資格を取っただけですぐに実践出来るという訳ではない」という意見が沢山ありました。
勉強を重ねれば重ねるほどその真意がわかるような気がします。
いくらDVDで実践映像があったとしても、現実ではお手本の様にスムーズに行くとは限らないし、クライエントとの信頼関係を築く事に始まり、そのタイプを見極め適切な療法の判断をし、的確にカウンセリングを進めていく事は決して容易なことではありません。
何しろクライエントも十人十色ですから、最初のうちは戸惑うことも多いようです。
かといって場数を踏まないことにはカウンセラーの成長もありませんのでいつまでたっても半人前のままです。
本当ならば、ベテランのカウンセラーの下で修行を重ねるのが一番良い方法なのでしょうが、すぐにそのベテランカウンセラーさんに出会えるとも限りません。
やはり最初のうちは身の回りでコツコツ経験を積むしかないのかもしれません。
実は、日常の中でもトレーニングする機会は案外たくさんあるものです。
信頼関係を築く訓練は日々の中で誰とでも触れ合うことによって練習出来ますし、今目の前にいる誰かをクライエントを想定し療法の選び方や進め方なども自分の中だけでシュミレーションする事も出来ます。
また本来のクライエントとカウンセラーの関係を考えると微妙ですが、友人や知人に協力を得て練習台になってもらうのも一つの方法です。
とにかく一人でも多く人と接し、人に興味をもち場数を踏むことがプロへの近道ではないでしょうか?
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