5.心理カウンセリングの心理療法(心理カウンセラー合格体験談)

心理カウンセリングと言っても、その方法は沢山あります。

その中で私が学習したのは、「来談者中心療法」「交流分析」「論理療法」「認知療法」「認知行動療法」「フォーカシング」「内観療法」「ソリューション・フォーカスト・アプローチ」「芸術療法」です。

中でも「来談者中心療法」は、カウンセリングの基本中の基本のようです。

クライエントの話をしっかりと傾聴する。カウンセラーとして内観療法以外のすべてのカウンセリングにおいて必要な態度となります。

またより多くの人に対応でき、信頼関係を結ぶのにとても効果的な療法で、クライエント個人のパーソナリティーの成長を促す療法です。

まずはここから学習して少しずつその枝を広げていくという形が学びやすいようです。

そして人の悩みで一番多いのが人間関係だそうです。

kokoross

そんな時は「交流分析」が役に立ちます。

他者と関わる時の自我状態を思考・感情・行動の3つに分け、クライエントの対人関係構築を分析していきます。

また、カウンセラーがリードしながらクライエントに物事の考え方を教育的指導していく療法には、クライエントの思考に着目した「論理療法」や思考の硬直化を緩め、歪みを正す療法の「認知療法」や、認知と行動両面に働きかけて感情・整理反応に効果をもたらす「認知行動療法」もあります。

クライエントの言い淀みに注目していく療法の「フォーカシング」やクライエントの長所に着目し勇気づけながら困っていることに向かい合っていく「ソリューション・フォーカスト・アプローチ」などもカウンセラーのセンスが重要になってきます。

そして「芸術療法」は絵を用いたり(書いたり)音楽を聴いたり、ダンスをしたりと子どもから大人まで気軽に受けられる療法の一つです。

他にもまだまだいろいろあるようですが、どちらにしても当然カウンセラーの力量は十分になくてはなりません。正に日々勉強ですね。

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