１．心理カウンセラーのニーズ(心理カウンセラー合格体験談)

あなたもご存知の通り、近年は正にストレス社会と言っていいでしょう。

ここ１０年で「気分障害」の患者数が100万人を超えたというデーターも出ています。

そのせいか、一昔前までは人の目を避けるようにして受診していた「精神科」も今や、内科や外科等のごく一般的な親しみのある科と同様に堂々とその看板を掲げ、我々も普通に通えるようになりつつあります。

先に「精神科」と挙げましたが、「心療内科」と挙げている病院も多いですね。

余談ですが、この二つの科の区別は今のところ曖昧だそうです。

そしてここで気になるのが、例えば風邪をひきかけた時に、ひどくなる前にいろいろ対処する様に、心の病もひどくなる前に対処する方法はないものか？という事です。

そして白羽の矢がたつのが、「心理カウンセラー」なのです。

病院に行くほどでもないけれども、「ちょっと精神的にやばいかも・・・。」「とにかく誰かに相談したい、話を聞いてもらいたい。出来ればプロの人に・・・。」または自身でなくても、周りの方でストレスを抱えて悩んでいる方のためになど、高いニーズがあったのです。

病院よりももっと気軽に相談できる場所、それが「心理カウンセリング」なのです。

ストレス社会の今、この「心理カウンセリング」の需要が大きく伸びつつあります。

実際、心理カウンセリングを受けることにより、気分障害に陥るのを防げたケースもあります。

もちろんカウンセラーは、病名を診断する事や投薬する事は出来ません。その場合はリファーと言って、クライエントの了解を得た上で専門機関へ紹介する必要があります。

このようにカウンセラーと病院とが上手く連携して一人でも多くの患者さんを救えることが出来れば幸いです。

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