60代からも資格取得を目指す人が多い時代
平均寿命も80代を超え、今や人生100年時代が目前に迫っていると言っても過言ではありません。そう考えると60代になったからといっても、多くの方はあと30年以上の人生を過ごすことになります。
何かやりがいを持ちたいとか、勉強したいと考えている60代の方も非常に多いのではないでしょうか。
そんな中でユーキャンのサイトに60代になってから取得した資格ランキングというものがありました。これを見てみますと、1位は介護ヘルパーという結果になっているようです。2位以下の資格を並べてみますと、
2位 簿記
3位 マンション管理士・管理業務主任者
4位 宅地建物取引士
5位 ファイナンシャルプランナー
6位 ボイラー技士
7位 電気工事士
といった仕事に直結する資格が並んでいます。
確かに1位の介護ヘルパーに関しては、たとえ60代であったとしても、親世代は80代から90代くらいでしょうか、その資格のための勉強を通じて親の介護のことを理解することができます。
また、70歳を超え始めてきた団塊の世代がどんどん高齢化していくに連れて介護対象者は多くなる一方です。
介護の知識や仕事をする人の母数は多いに越したことはないと考えられます。
社会の状況を見ていても、仕事のニーズがどこに向かっているのかとか、今後何が必要なのかとか、またそれに対して自分が何ができるのかといった切り口で考えられた末の、上位にランキングされている資格なのかなという感じもします。
特に1位の介護の知識はこれからの社会で多くの方に必要とされている知識でもあり、2位の簿記の知識においても、どんな会社でもできる人が必要とされるニーズの高い資格になります。
60代だからといって資格取得を諦める必要がない時代になりました。
頭を使って勉強していくことで脳も活性化され、やりがいや目標もでき、人生も明るく過ごして行けるのではないかと、ふと60代の資格取得ランキングを見てそのようなことを感じたのでした。