33 「通信講座での勉強方法」(社労士合格体験談)
TACでの通信講座での私の勉強方法はオーソドックスなスタイルでした。
まずは、講義を聞く前に講義でやる範囲の「基本テキスト」を読みます。
基本テキストとは、中学や高校でいうと教科書のようなものです。
科目ごとに1冊ずつ分かれていました。(2科目で1冊の場合もありましたが)これが予習ですね。
そして、カセットテープの講義を聴きます。
私は、食卓のテーブルの上にラジカセを置いて聴いていました。
このデジタルの時代にラジカセですよ。
ある意味貴重ですよね?
押し入れの奥の方から探しました。
そして、子供が寝た後で、こそこそと一人で聴いていました。
妻からよく、「もう少しボリュームを落としてよ。子供が起きちゃうから」なんて言われていましたね。
そうそう、通信講座の良いところは、講義を分割して聴くことができる点です。
まとまった時間がとれない時は、一つの講義を前半と後半で分けて聴いたりしていました。
TACの講義は一言でいうと、とてもわかりやすかったです。
ゴロあわせの暗記やひっかけ問題対策など、小手先のテクニックを教えるのではないのです。
暗記することよりも理解することに重点を置いた講義内容でした。
暗記中心の学習方法は、まさに私が2年目に失敗した部分です。
難解な条文であっても、具体的な説明をしてくれたので理解が深まりました。
私が受けた講義の講師の語り口はかなりおもしろくて、一人でニヤニヤしながら聴いていましたよ。
はたから見たら不気味だったと思いますね。
そして、講義を聴いた後に、講義を受けた範囲の基本テキストをもう1度読みました。これが復習ですね。
また、講義には毎回「ミニテスト」という復習問題がついていましたので、必ず解くようにしていました。
私は、あくまで授業中心に勉強しました。
1回の講義で30~40ページ進むこともあるので、これをこなすだけでもけっこう大変でした。
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TACとフォーサイトの通信講座
大体の費用感としましてはTACの社労士の通信講座が30万円前後で、フォーサイトの通信講座が10万円前後になっています。金額では測れない細かい部分のサポートなどの違いがありますので各社公式サイトによってあなたの目でご確認されることがおすすめです。