27 「択一式試験」(社労士合格体験談)
コンビニで買ったパンとおにぎりを食べて、午後の「択一式試験」に臨みました。
午後の試験が始まると、私はすぐにトイレにいきたくなりました。
昼休みにトイレに行っていたのですが、お昼に水分を取り過ぎたためでしょうか。
でも、すぐにはトイレに行くことができませんでした。
確か試験の最初の30分と終わりの30分はトイレに行くことができないのですよ。
大学入試とかと比べると結構厳しいですよね?
もし、お腹を壊したような場合は例外的に許されるのでしょうか?
また、その時間中はペットボトルの水も飲むことができませんでした。
水を飲むことができる時間であっても、手を挙げて試験官に許可を得てから飲むのです。
トイレに行く時も、カンニングを防ぐためでしょうか、人がついてきました。
私は、中国でその昔行われていたという官僚登用試験である「科挙」を連想しました。
次に、今度は寒くなってきました。教室内の冷房がききすぎていたためです。
私は、真夏ということもあり半そでシャツを着ていて、長そでシャツを持っていきませんでした。
みなさんも試験会場には必ず長そでシャツを持っていってください。
寒さと鼻炎のため、鼻水が止まりませんでした。
そして、択一式試験は惨敗でした。
70問の問題は、ページ数にすると60ページほどありました。
「労働基準法」や「雇用保険法」も正解肢を選ぶことはできませんでした。
得意科目のはずの「健康保険法」ですらさっぱりわかりませんでした。
この試験は、独学での生半可な勉強ではとても通用しそうにありませんでした。
結局、3時間半の午後の試験は、ほとんど勘でマークシートを塗りつぶすというものになってしまいました。
帰りの電車は、全く歯がたたなかった悔しさで涙がでそうになりました。
こうして、初めての本試験は、選択式で3科目が足切り、択一式はほとんど全科目が足切りという無残な結果に終わりました。
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