大原・TAC・LECの講座内容を比較する
LEC
LECはもともと法律系を柱として業容拡大してきた学校で、法律系の資格のノウハウと実績を持っています。
会計資格も税理士などでは法律(税法)の範疇に入ります。
LECは特に通信講座では強みを発揮します。大原・TACに比べると多少割安感があります。
LECのWeb講義は、基本的に音声ダウンロードが標準装備されている(他社は基本的に別料金が必要)おり、スマホにダウンロードすればオフラインで視聴でき、PCやスマホ・タブレットで視聴しても視聴履歴が引き継がれるなど、
特にオンラインでの学習者を応援することに非常に力を入れているため、Webをメインに学習していこうと考えている方にはベストです。
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LEC通信講座のちから。
とにかくテキストと講義ビデオを中心に独学で勉強していきたいと考えている社会人の方には人気があります。
またLECの講座は、学校に通う<通学クラス(自宅学習フォロー付)>、自宅学習の<通信クラス>のいずれかを選んで受講でき、自宅学習の映像講義は、Web動画(音声ダウンロード付)か、DVDのいずれかを選択するスタイルです。
通学クラスにも、通信クラスと同じ映像講義の学習フォローが付くので、より万全の体制で学習を進めることができます。
資格試験のタイミングにも寄りますが、時々、申込みの早割サービスやクーポン発行を行っているため、国家資格の受験で、講義付きの通信学習を考えておられる方は、上記のeクーポンの申請はお得になります。
とにかく早く専門学校から情報をもらって学習を始めたい方には向いています。
サポートは費用がその都度掛かる部分もありますが、おすすめできる学校です。
TAC
TACはもともと会計を柱としてスタートしているので、簿記や税理士・会計士等では非常にノウハウと実績がある学校です。
Webの「i-support」という、受講生と講師や受講生同士でサポートし合えるウェブシステムがあります。
そのためモチベーションが下がった時なども頻繁にアクセスし、他の受講生の学習状況をチェックしてあなた自身のやる気につなげることが出来ます。
受講講座別のよくある質問のデータベース閲覧ができるため、先生に質問したいけれどもそもそもどうやって質問すればよいか分からないといった悩みも、過去の受験生の質問事例で解決できたりします。意外とこれは使えます。
さらにTACでは通信講座にチューター制度(一人ひとりカルテを作っての電話相談)、質問カード等、通信生にも板書議事録付きなど、手厚いサポートがありますので、価格は高いですがかなりオススメできるサポート内容になっています。
大原
大原は、言わずと知れた会計に強い大手専門学校です。こちらもTACと同じく会計係を柱として学校運営をしてきた経緯があります。
質問体制については、専用質問フォームによる質問というのが基本にあり、郵送・電話・メールでの質問受付体制が整備されています。
質問受け付け電話も日・祝日も9:00~15:00の間でサポートしてくれますので、休日に電話質問したい場合にも早めに電話するとつながりやすいでしょう。
通学の人には常駐講師のサポートが手厚いのですが、通信講座の場合は基本はメール・電話のみのサポートになっています。
チューター制度は無料で利用登録できます。希望者のみになりますが、登録すると専任講師が定期的に電話でアドバイスをしてくれます。
大原の教室が近い方には、予約不要で無料の自習室が使えるというのはありがたいですね。
大手資格予備校の大原・TAC・LECを全体的に比較
<講師の質>
講師の質に関しては、通学講座の場合は当たり外れがあるでしょう。
例えば、その資格を合格したばかりの方が講師になられた場合とベテランの講師では教え方や情報量が違うでしょうし、授業の後いつまでも残って質問に対する回答をしてくれる講師もいればすぐに帰宅する講師もいるでしょう。
人それぞれなので、一概に決めることはできません。
自分がどんなタイプの講師と合うかによって決めましょう。通信制の場合は一般的に人気講師が担当することが多いので当たり外れは少ないです。
TAC・大原・LEC論点別の特徴
<教材と学習形態の種類>
教材と学習形態に関しては、3社とも大手だけあってほぼ全てのニーズに応えています。追加のメディアなども出てきている場合がありますので詳細は各社サイトでご確認ください。
LECの公式サイトはこちら
TACの公式サイトはこちら
大原の公式サイトはこちら
<自習室の開放>
通信講座の場合、自習室が利用できるかどうかも重要なポイントです。大原とTACは無制限に自習室が利用できます。
<大原>
受講生なら誰でも利用できます。
<TAC>
受講生なら誰でも利用できます。
<LEC>
通学・通信を問わず、1回のお申込手続きで一般価格8万円以上の講座受講生なら誰でも可能です。
<通信講座受講の場合、質問はどのようにできるか?>
3社ともメール・ホームページなどで質問と回答ができます。サイトにはLECのみ追加費用が掛かる可能性があるとなっています。ただし一番リーズナブルなのでご自身の質問の頻度を考えて選べば良いでしょう。サポートを頻繁に使いたい方は大原・TAC寄りでしょうし、自力で解決することをメインにしたい方はLEC寄りでしょう。
<大原>
電話やe-mailなどの質問受付体制が整っている。また、日・祝日も質問電話受付時間9:00~15:00で受け付けてもらえます。
<TAC>
通信講座の場合は「質問カード」による回答、Web通信講座の場合はよくある質問のデータベース化やメールで質問ができる「i-support」(インターネット)がある。電話で講師に直接質問できる「質問電話」も利用できます。
土日祝も電話での質問対応をしています。
<LEC>
インターネットフォローが充実しており、受講生は「質問・受講相談[教えてチューター]」を使っていつでも質問できます。
その他資格によっては、テレホンチューター制度(LEC専任講師・スタッフに電話で直接質問・あらかじめ予約が必要)があります。
受講生相互の交流[教えてメイト]は、よくある質問のデータベース化もされており、受講生は専用のホームページ「Myページ」を活用して学習を進めることができます。
<スクーリング制度>
<大原>
答案練習・模擬試験の他、講義も自由に参加できます。(通信生の参加可能回数はコースによって異なる。)
<TAC>
答案練習・模擬試験の他、講義も自由に参加できます。(通信生の参加可能回数はコースによって異なる。)
<LEC>
主にインプット講座が対象で、希望クラスが定員に達していないことが条件(通学受講生優先)。
事前に受講される本校への連絡が必要です。LEC加盟校・LEC提携校につきましてはスクーリングはなし。
<総括>
上記内容は変更されている場合がありますので、必ず各社の公式サイトにて再度ご確認ください。テキストは個人によって使いやすさが違うので大原・TAC・LECのどこが良いかということを決めるのは難しいです。
受講する専門学校が決まれば、後は積極的に関わっていく姿勢が通信講座学習での合格に直結します。
サポートを使い倒すことが重要です。
自分から使わなければ宝の持ち腐れです。
積極的に他の受講生や講師との交流を深めましょう。
詳細は下記それぞれのサイトでご確認ください。