11.通勤時間は貴重な勉強時間(社会福祉士合格体験談)
11.通勤時間は貴重な勉強時間
サラリーマンとして、仕事をしながら受験勉強を行っていた私は、勉強時間の確保に苦労をしました。
勤務先が自宅から近ければよいですが、私の場合はやや遠方でした。
バスで最寄の駅まで行き、そこから電車に乗り、乗り換え1回です。
合計1時間半の道のりが待っています。
片道1時間半ですから、往復で3時間です。
24時間しかない1日のうち、3時間も移動に使っているわけです。
この3時間は、受験勉強をしている私にとって大きなロスに感じられました。
通勤に3時間かけるということは、工夫をしないとわたしの一日は21時間になります。
ますます勉強をする時間が減るわけなので、この時間をなんとしても活用しようと考えました。
幸い、始発駅からの出発になるので最初の40分ほどは座席に座ることが出来ます。
また、次の乗り換えも併せると合計1時間も電車内の時間を確保することができます。
この1時間、往復で2時間を有効活用するために、電車内で暗記事項を復習することにしました。
毎日の勉強の中で、暗記したいことがでてくるはずです。
これら暗記カードにまとめておきます。
この暗記カードを見直す時間を電車内に限定したのです。
暗記は試験にとって重要な勉強ではありますが、単純作業になります。
わざわざ席についてするほどのことでもないので、移動時間を活用して行ったわけです。
電車内での勉強のポイントは、暗記カードの量を通勤時間に合わせることです。
つまり、私の場合はひとつの暗記カードが片道の通勤時間である1時間程度で見直せる分量になっていました。
こうすることで、毎回異なる項目を勉強でるので飽きることがなかったように思います。
通勤時間を勉強時間にするメリットは、強制的に勉強の時間が作れることにあります。
私はこの時間のおかけで合格できたと思っています。
遠方まで通勤している方は大変ですが、有効活用すれば他の受験生より沢山勉強できるはずです。がんばりましょう。
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