こども英語教室でプチ起業するママが増加中
英語が小学生からカリキュラムに組み込まれたこともあり、幼児期・小学生からの早期英語教育熱が高まっています。
そこに出てきたのがニチイ学館やベネッセなど教育大手企業の「個人宅を教室に使う形態の英語教室」サービス。
発表によると、ニチイ学館は来春を目処に1,000教室の開設(現在の10倍)、ベネッセは今後5年間で5割増やすとのことです。
これによりどのようなことが起こるのでしょうか?
自宅の近所で学ばせたい
小さいお子さんを持つママの一番のニーズは、自分の見える範囲内で学ばせたいということです。
電車やバスに乗って学習塾に通うよりも近所の歩いて行ける程度の距離に学習教室があればどんなに精神的に助かるだろうといつも思っています。
自身も子育て中のママさん先生なら、安心して子供の学習の面倒も任せられますし、英語の教育だけでなく、しつけ面でも親視点から色々教えてくれそうな感じがするからです。
ニチイ学館が提供しているのは「COCO塾ジュニア」でこれは首都圏を中心として100教室ほどあるようです。
一方ベネッセは「ベネッセこども英語教室」として全国で1,300教室ほどあるようです。
自宅で開業してみたいとお考えのママさんは、このような大手の英語教室のフランチャイズ加盟などをしてブランドを活かした起業も出来ます。
初期費用などの負担が大きいですが、一定のロイヤリティを支払えば安定した収益基盤があります。
一方、フランチャイズに加盟せずに自宅で開業して教室運営をしているママさんもいらっしゃいます。
例えば、こちらのサイトは自宅で英語教室を個人で開いている方の寄稿で構成されたサイトです。
この方は自宅で長テーブルなどを使って数名のお子様に英語を教えています。
個人で教室を開くためには集客が大変になりますので、ママ友やPTAに関わるとか、地域の自治会に積極的に参加するなど知り合いの多い人がスムーズに開業できるでしょう。
英語力はある程度自信があれば、後はこういった講座で学ぶだけで子供に教える一通りのノウハウが得られます。でもやっぱり一番重要なことは人付き合いの広さです。
楽しませる努力とママ自身が楽しむことが重要
2011年の春に小学5年生からの英語授業が必須化されています。将来的には小学3年生から英語の授業を行っていくと考えているようです。
そのため子供に英語を教えるニーズが非常に高まってきています。少しでも英語に自信のあるママさんはその英語力を錆びつかせてしまう前に新しいことに挑戦する方が増えています。
具体的に英語教室では何をどう教えるの?ということですが、これはフランチャイズに加盟してノウハウを吸収していくか、このような講座等を受講して自身の教育ノウハウとして蓄積していくことが必要です。
マンションの1室でも十分に教室は開けるので、このような教えるスキルがあれば非常に収入を得る手段としても有効です。
前述した既に自宅で個人のこども英語教室を開業されている先生の寄稿から面白そうな内容をいくつか抜粋させてもらいます。
ここではタイトルだけのご紹介になりますので、詳細内容はリンク先を辿ってご覧ください。
一例としてこんなことを教えているという内容です。小学校低学年くらいまでなら遊ぶことに重点を置いています。
英語のゲームのおもしろさ | アルファベットの覚え方 | 英語のBINGOゲーム |
UNO・HANGMANゲーム | 英語でおままごと | 覚えておきたい英語の歌 |
英語の絵本(Beginner Books) | 英語の絵本(Frog and Toad) | 英語の絵本(Little Bear) |
起業ママのビジネスとしてのこども英語教室
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その面からもフランチャイズで行う場合は、加盟金など資金面を除けば提供されるものをベースに進めて行けるので比較的楽にスタートできるようです。
堅実にビジネスとして英語教室を行っていきたい場合はフランチャイズ、知り合いも多く、集客できる自信のある方は個人で行うことが面白いのではないでしょうか。いずれにせよ先生となるママの人柄が一番のポイントになるでしょう。
もちろん先生が親御さんの信頼を得るためには相応の英語力も必要であり、子供にとっての良き近所のお母さんであり、常に教え方や教育方法を自ら勉強し続ける姿勢が必要になってきます。
今後ますますこの自宅開業形態の子供向けのスモールビジネスが勢いを付けてくると思われます。地球規模でのグローバル化が進む中、子ども英語教室の未来は明るいのではないかと思うのです。
公文式は国語・算数・英語を合わせて、全国で16,500教室もあるようです。ECCジュニアも10,000教室ほどあるようです。
ママさん起業家のパワーが地域の子供の成長に大きな貢献をしていることが伺えますね。
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