旅行業務取扱管理者資格取得と将来性

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旅好きにピッタリ「旅行業務取扱責任者」

国内や海外への旅行が好きな人なら「旅行業界で働いてみたいな~」と一度は思ったことがあるのではないでしょうか。

旅行に関する仕事だと、パッと思い浮かぶなら、旅行会社のカウンター受付、航空会社でパイロットや客室乗務員、ツアーコンダクターなど。でもいざ転職となると、航空会社への就職は簡単ではなく、旅行会社への就職もよくわからない・・・という人のために、旅行のスペシャリスト的な資格「旅行業務取扱管理者」を紹介します。

旅行業務取扱管理者の資格は、旅行業界で働きたいならいずれ必要になる国家資格です。そして旅行業務取扱管理者には「国内」「総合」と2種類あります。

年齢や学歴、業務経験などの制限がなく、実は「受験者の半分以上が旅行業界の関係者ではない」といわれています。そして、試験に合格すると資格が得られます。okinawanoumi

資格を得るには、独学で合格する人もいますが、やはり通信講座がおすすめです。通信講座だと、初心者でもわかりやすく、しかも効率よく学習が続けられるノウハウが詰まった学習プログラムが提供されています。

しかも、メールでの質問に24時間対応だったり、受講生同士の交流掲示板で情報交換ができたりします。

通信講座なら、今の仕事を続けながら学習したり、子育てや家事の合間に学んだりすることも可能です。旅行好きならぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

国内旅行業務取扱管理者資格

旧名称は「国内旅行業務取扱主任者」といいます。

旅行業法の一部改正(平成17年4月1日施行)に伴い、資格名称が国内旅行業務取扱管理者に変更されました。

この資格試験は旅行業法に基づき実施されるもので、旅行業者は各営業所ごとに「旅行業務取扱管理者」を1名以上選任し、一定の管理及び監督業務を行わせることが義務付けられています。

国内旅行業務取扱管理者の仕事の内容としては、国内旅行の企画を作成したり、契約書面の交付を行ったり、また苦情処理を行ったりします。

大手旅行代理店がしのぎを削る中、資格取得者は旅行会社でキャリアアップを目指す方が大部分を占めます。

旅行業界はといえば、近年の円安傾向で海外旅行者数は若干減少気味です。旅行を考える方の多くが国内旅行にシフトしているという話もあります。kakkokunotuuka

そういった若干市場が縮小気味に思える旅行業界ですが、ニッチなサービスを展開して独自の顧客を開拓しようと、独立して代理店を立ち上げる方もおられるでしょう。

個人旅行者で、旅行会社を探す方はほとんどが大手代理店でツアーを探そうとしますが、インターネットの発達した現在なら、大手との差別化で生き残っている小さな旅行会社も少なくありません。

大手ならではの保証と安心感に対してどう戦っていくのかという課題はありますが、様々な業種との業務提携などでカバーできるかもしれません。

試験問題については、旅行に関する法律・実務や、観光地・年中行事など地理を中心とした幅広い出題があります。

出題範囲には旅行業法及び関係法令や旅行業約款及び関連約款などという法律関連の問題もメインになります。

旅行会社で一定期間働いている方が、全国旅行業協会の実施する研修を修了すると、国内旅行業務取扱管理者の「国内旅行実務」が、日本旅行業協会の実施する研修を修了すると、総合旅行業務取扱管理者の「国内旅行実務」と「海外旅行実務」(2科目B)が免除となります。

学生やこれから旅行業界に転職しようと考えている方を除くと、この資格は旅行会社で経験を積みながら勉強するというのがよさそうです。

試験も実務科目の免除制度があるので非常に有利です。1科目でも免除科目が合った方がもちろん合格するまでの道のりが短くなります。

旅行会社は学生の就職先人気ランキングでも上位に顔を出す常連の業界です。

旅行代理店への就職を目指している学生にとっては、勉強しておく価値がある資格です。

資格手当ても期待できますし、何より各営業所に必ず必要な資格であるだけに重宝されるはずです。kurumaderyokou

これは合格者の平均年齢が25歳前後であるということを考えると、いかに学生に人気のある資格であるかということが分かります。

また、近年、大手代理店などが提供するパッケージツアーでは面白くないという方も多く、トラベルアドバイザーなる資格も誕生しています。

具体的な仕事内容としては、お客様から、予算・目的などの要望を聞き、全てを総合的に考慮した上で最適な旅行プランを提案するというものです。

忙しくて自分でじっくりプランを比較検討したりする時間もなかなか取れないお客様から、旅をよりリーズナブルに、満足のいくものにしたいという年配の方まで多くの方のサポートをしています。

通常は旅行会社に勤務して、お客様と向き合ったカウンター業務で働くのが多いようでです。

旅行関係の仕事では、語学力や不測の事態に直面した場合の行動力・判断力も求められます。

コミュニケーションをしっかりと取れる方、お客様に楽しんでもらうという意識をしっかりと持っている方が求められています。

なお、海外及び国内の旅行業務を取り扱うことができるのは「総合旅行業務取扱管理者」という資格になります。

旅行業界で長く働きたい方は、「国内」よりも、「総合」の資格取得をしておいたほうが後々役に立つことでしょう。

添乗員能力資格認定試験資格

添乗員能力資格認定試験は、旅行好きの方にはもってこいの資格です。

いわゆるツアーコンダクターのことです。

旅行代理店などが主催するパッケージツアーにお客様と同行し、全てのお世話を行なう資格です。

ツアーコンダクターの資格を得ようとすると、日本添乗サービス協会の研修を修了することが、実務経験が資格取得のための条件になっています。

国家資格である旅行業務取扱管理者資格を取得していなくても旅行会社等で働くことは出来ますが、旅程管理主任者資格は、これがなければ1人で添乗業務員としてツアーに参加することは出来ないことになります。

こちらの資格も、日本添乗サービス協会で実施されています。

ツアーコンダクターの具体的な仕事内容は、主にツアーのスケジュール管理なのですが、一口に旅行と言ってもさまざまな事態に直面します。

そのため、2級以上の受験に関しては、実際にツアーコンダクターとしての経験日数も受験資格に含まれます。

例えば、海外旅行中にパスポートを紛失した場合や財布を落とした場合、病人が出た場合、現地で想定外の事態に直面した場合など、あらゆる場面において対応力と判断力が求められますpasupo-to

お客様が慌てふためいていても冷静に対処し、落ち着かせてあげることも必要になります。

事前にあらゆる知識を持ち合わせていて、応用力が必要です。

もちろん、スケジュール管理や緊急対応だけでなく、その地域の文化・風俗や歴史的背景、建造物や人物など多くの知識で名所を説明していくことも重要な仕事です。

そのため、旅先の事前の勉強もかなりの時間を掛けて行なう必要があります。

全てのお客様が満足のいく旅になるようにきめ細かいサポートが必要です。

日本添乗サービス協会では、ツアーコンダクターになりたい方のための『基礎添乗業務研修』と、その研修を修了した方もしくは、会員派遣会社で行われる基礎添乗業務研修を修了している方向けの『旅程管理研修』が開催されています。

このページ下の「関連サイト」から、日本添乗サービス協会事務局のホームページをご参照下さい。